うつ病だけでなく、精神障害によって
労働災害を申請、補償受けている人の状況が厚生労働省から発表になりました。概要は、
[1] 請求件数は952件であり、前年度に比べ133件(16.2%)増加。
[2] 支給決定件数は268件であり、前年度に比べ63件(30.7%)増加。
[3] 業種別では請求件数、支給決定件数ともに「製造業」が最も多い。
[4] 職種別では請求件数、支給決定件数ともに「専門的・技術的職業従事者」が最も多い。
[5] 年齢別では請求件数、支給決定件数ともに30〜39歳が最も多い。
この情報は、働いている人で、申請をした人だけなので、申請していない人、主に主婦のように企業に属していない人は統計から外れるわけです。
請求件数のうち自殺件数は164。こう考えると、働いている人だけでこれだけ多くの人が自殺まで追い込まれているわけで、メンタルヘルスの重要性がわかります。
残業時間も統計結果が出ていますが、正直100時間と聞いてもたいしたこと無い様に感じますね。週5日勤務の人が、土日どちらか10時間仕事したら、平日は2から3時間の残業でも100時間には到達してしまい、働きすぎだといわれてしまう。製造業、運輸業、サービス業の人なんて、こんなんじゃ到底すまないでしょうに。
残業を直接精神障害や過労死に結びつけるのではなく、
残業を残業と感じないくらい仕事へのやりがいを持たせること、
もしくは
残業の疲れを感じさせないほど他に楽しみがあること、
といったことの方が重要だと考えているのは私だけでしょうか。